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おかげさまで澤姫は大吟醸世界一の称号「チャンピオン・サケ」を受賞しました。
インターナショナルワインチャレンジ2010(開催地:ロンドン) SAKE部門「吟醸・大吟醸の部」

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2010年03月30日

dancyu大試飲パーティであります!

こんばんは(・∀・)ノ

我らが愛する栃木SC、ひっさびさにスカっと爆勝してくれましたねえ。

てか…ああいう勝ち方はJリーグ上がって初めてですね(笑)

アウェーで4-1勝利。昨季J1の大分相手にあの結果は正直ビビりました。

期待の新加入ブラジル人FW、リカルド・ロボがついに爆発の2ゴール。

こりゃあ本物か?遂に栃木も当たり外人つかみましたか?

欲を言えばゴール後のパフォーマンスで

ロボットダンスでもしてくれたら言う事無いと思った蔵人ひろしです。





そうそう、行ってきましたよ。

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月刊dancyu 創刊20周年記念日本酒大試飲パーティ

いや〜会場広っ! それだけでイナカモン杜氏の僕は圧倒されちゃいますわ。

参加ご希望のお客様が当初予定の3〜4倍いらっしゃったそうで、

急遽定員を増やし、会場も大きくしたんだってさ。

それでも抽選になっちゃったそうです。…いやはや、恐ろしや全国メジャー誌。

あ、余談ですが4月21日開催の僕達栃木県酒造組合わかぞ〜有志による

手造りイベント「新世代栃木の酒 下野杜氏 新酒発表2010」も

おかげ様でチケット500枚完売したそうです。ありがたやありがたや。




ちなみにこのイベント、全国から78蔵と4酒造組合がブース出展してました。

その中で栃木県からの参加が6蔵。一番多かったのには笑いました。

参加のお客様には下野杜氏のパワーと熱意を感じて頂けたかと思います。

CIMG1566_015.JPG

んで、パーティは1500人弱のお客様の参加で盛大に行われました。

サプライズゲストがあの元サッカー日本代表・中田英寿氏だったりと、

ありえないほどスケールのでっかい会でしたねえ。

壇上にヒデが上がった瞬間は悲鳴に近い歓声が上がったもん。

うん…でもそれが正しい反応だ(・∀・)

スタジアムで何度もヒデを羨望の眼差しで見続けてきた僕にとっちゃ、

同じフロアにヒデがいる事だけで夢のような時間でしたよ。

残念ながらウチのブースには回って来て頂けませんでしたが…ね。

旅人・中田氏は公式サイトnakata.netの「Revalue NIPPON」という

地方再発見の企画で現在全国を回ってらっしゃるんですが、

けっこうな割合でその土地土地の酒蔵に訪れてらっしゃるみたいです。

いつかまた逢えたらいいなあ。…おいら失禁してしまうかもですが(*´д`*)




CIMG1568_015.JPG

さすがにパーティ開始後は、写真撮る余裕なかったっす。

写真は一緒に参加した「桜川・辻善兵衛」の辻くん。

後ろにゃ「大那」のKY専務こと阿久津くんも(笑)

栃木勢はひと蔵を除いて中央のブースに集合してたんで、

そこだけ妙なアットホーム感を漂わせてました。始まったら戦場でしたが。

澤姫ブースにお立ちより頂きました皆様、ホントありがとうございました。




こういう全国規模のイベントに参加すると毎回思うんですが、

栃木勢のブースって毎度毎度、ほぼひとつの傾向があるような気がするんですよね。

もちろん例外のお蔵さんもありますが、開会直後はほとんどお客さんいないんですよ。

やっぱり最初はドバーっと有名蔵元さんに流れちゃうのよね。んでポツン…状態(笑)

でも後半は客足伸びる伸びる! なぜかリピ−ターのお客さんが多い!!

試しに呑んでくれたお客さんがどんどん仲間を連れて戻って来てくれるから大忙しっす。

そんなこんなで会の後半になると、

逆に有名蔵元さんがポツン…状態になってることも多々あるんですよね。






なぜか突然、競馬に例えてみるとですねえ…現段階の僕らの評価って、

サンレンススズカのような華麗な逃げ馬じゃありませんが、

ナリタタイシンのような、やや泥臭い追い込み馬。そんな位置付けかも。

はは。まあ、これはこれで良い傾向なのかもね。

いつかは日本史上最強の追い込み馬・ディープインパクトのような

異次元の伸びを見せたいですね。名前の通り「強烈な衝撃」を与えながら。

ん?衝撃じゃなくて笑劇のが似合う?…それはそれでいいじゃん(*´∀`)





そんで、もちろん会自体も素晴らしかったんですが、

会終了後のお疲れさん会的な意味合いで開催された蔵元交流会が有意義でしたねえ。

勝手に良き意味でのライバル・目標だと思ってる

東京農大醸造学科時代の同級生の友人と久々に会って呑めたり、

全国の同世代の蔵元さんとも親交を深める事ができました。

ウチのヨメもいつの間にか全国奥様会結成してたみたいだし。詳細は不明ですがw






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次の日曜日は完全オフ。家族で旭興さんのお蔵におじゃましちゃった。

ムスメ達が仲良く遊んでくれてるので、その間に蔵にもお邪魔して

もろみや新酒を見せてもらったんですが、やっぱ旭興は美味しいっすね〜。

濃淡色々なタイプがありますが、総じて繊細でなめらかでキレの良い酒質。

そしてどことなくストイックな部分を感じます。毎度のコトながら感じます。

いい意味で頑なさと、張りつめた緊張感を供え持った感じみたいな。

やっぱりお酒って、造る人間に似てくるんですねえ。






ん?そうすっと、僕に似た味ってのもあんのかな?

「ふくよか」…? 見た目じゃんそれ。イヤ過ぎる(*´д`*)

う〜む。自分じゃわからんもんだ。誰か教えて下さい(笑)

何はともあれ、え〜けん先輩、美味しいお寿司とお酒ごっちゃんでした!


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posted by 蔵人ひろし at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント案内・報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

出品酒選びも佳境であります!

こんにちは(・∀・)ノ

自転車を買ってウキウキ気分の春モード・蔵人ひろしです。

もうすぐ納豆解禁だ!納豆にゴハン乗っけて喰っちゃうぞ!うっしし。




おかげさまでウチの蔵では無事に皆造(すべての仕込みを終了すること)の日を迎え、

新酒の火入れも終了し、蔵の後片付け・清掃消毒の時期となりました。

でもなかなか進まないんだよね…コレがまた。




その理由のひとつが各種イベントへの参加や準備。

全国でもオーナー杜氏さんってのが増えてきたせいか、

なかなか冬の酒造りの真っ最中に蔵元が出張・営業活動できない事に

消費者様や流通業者様にも理解を示して頂ける事が多くなっています。

だから各種新酒のイベントは、必然的にこの時期に集中してくるんですよね。

でも参加のお誘いを頂けることは僕ら蔵元にとっちゃヒジョーにありがたい事。

お客さんの笑顔は大好物っす。できるかぎり参加させて頂いています。

今後も大小イベントが続きます。僕を見つけたら気軽に声を掛けて下さいね!




んで、もうひとつの要因が鑑評会と呼ばれる各種コンテストへの出品関連。

このブログでも再三お伝えしてる通り、今年ウチの蔵が無謀(?)にも

地元産米で造った純米大吟醸で挑戦しちゃおうってヤツです。

CIMG1521_015.JPG

まず、搾ってからの第1段階であるオリ引き、火入れは完了しました。

ちょっとひと息つきたいところですが、そうは問屋が卸さんのですよ。

たとえ同じタンクから搾ったお酒であっても、

斗瓶1本1本ごとにビミョーに味が変わってくるんです。本当にビミョーですが。

その中でベストの1本ってのを探さなきゃイカンので容易ではありません。

南部杜氏の鑑評会とか、県の吟醸酒研究会みたいに複数本出せるならともかく、

当面最大の目標、全国新酒鑑評会は各蔵1本しか出品できませんからね。





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そんな中、昨日栃木県の吟醸酒研究会の審査結果が発表になりました。

研究会とはいえ、前述の通り全国出品を見越した予選会的な意味をもってますので、

審査も国税局の鑑定官の先生やらをお招きして、鑑評会同様に行うんですよ。

一般公開には県内各蔵の蔵元さん・杜氏さん・蔵人さんがズラリ。

毎度のコトながら「絶対コッチじゃ!」『いや、自分はアッチが良くなると思うんですよっ!』

などの熱い議論が会社間の壁・年齢・立場の差を越えて交わされています。

キンチョーします。ハイ。

でもコレができるのが今の栃木県酒造業界のいいところなんでしょうね。

慣れ合いだけじゃ何も生まれませんから。





CIMG1547_015.JPG

そんなワケで各社の出品酒、出品酒のデーター(香気成分やグルコース濃度など)

一審・二審での審査点数、審査員コメントを全社にオープンにしちゃった上で、

改めてこの研究利き酒会の開催となるんですね。

もちろん良い意見も悪い意見も包み隠さず。…冷静に考えたら勇気ある事ですよね。




あ、肝心なことを言い忘れてました。

例の栃木県産酒造好適米 最強王座決定戦の結果です。

今回、「ひとごこち」の純米大吟醸も「五百万石」の純米大吟醸も出品しましたが、

両方ともになかなかの成績を頂いちゃってました。全部二審にあがってたし。

結果から言うと、今回のウィナーは「ひとごこち」。全国にはコッチを出品します。

「五百万石」の方は、例年通り加水火入タイプの『下野純米大吟醸』として出荷します。

…だって今回、

ウチの「ひとごこち純米大吟醸」が県1位になってたんだもん。

惣誉さんと同点トップでした。正直たまげました。おしっこ漏れそうになりました。

やるじゃん栃木産米!やるじゃん栃木酵母!やるじゃん純米大吟醸!

酒米の王「山田錦」で造ったアルコール添加タイプの大吟醸と比較して、

ウチの酒に、果たしてどれだけの戦闘能力があるのか実際不安もありましたが、

ベジー○様のスカウター吹っ飛ばしたような結果になっちまいました…。

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(※画像は一部自主規制加工してございまする)


まあ、あくまでこれは事前審査会での結果。

たまたま香味が早めにピークを迎えてただけかもしれません。

喜んでばかりもいられないんで今後も精進しますです。

実際、鑑評会出品レベルでの話ではありますが、

純米大吟醸ならではの欠点ってのも明確に見つかりましたから。

来年、てかこれからの課題ですね。うんうん。




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その後はいつものメンバーで最終検討会。いい結果になるといいなあ。

各蔵元が出品してから、全国新酒鑑評会の審査が行われる日までは約1ヶ月後。

その時に香味のピークを迎えてるっていうか、最も良くなっているだろうと思われる

お酒を最終的にはセレクトしなけりゃいけないワケで…。

でも、自分の蔵以外の環境で1か月後どうなってるかってのは

ビミョーな変化も含めた突き詰めたレベルになってくると

なんだかんだで誰にも明確な確証なんてありえないワケで…。



う〜む

正直、神頼みでもなんでもしたくなりますねえ…。

そんなワケで、春目前になっても気まぐれに降りまくる日光市の雪の中、



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ついに後光が差した杉ちんにあやかろうとする皆さんでした。

ああ髪頼み。・゚・(ノ∀`)・゚・。




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2010年03月10日

難産の末に…であります!

こんばんは(・∀・)ノ


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先日、バレンタインデーに「さかずきん制作委員会」のお二人から頂いた

オリジナルのチロルチョコにインスパイア(笑)されて、


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こんなハズかしい親バカチョコを作ってしまった蔵人ひろしです。

オリジナルのチロルチョコ、このサイトで簡単に作れるんですねえ…。



ちなみに某カメラマンさんから先日頂いた脱力系ラベルでも挑戦しましたが、

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色が薄くて大失敗してしまったのもいい思い出です。・゚・(ノ∀`)・゚・。







さて、突然ですがコレは何でしょう?

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人生辞めちゃうあやしい粉ではありませんよ。うん。塩だね。盛り塩さ。

…甘い物の話題の後にいきなりショッパイ物のお話になるんだね。うん。




以前にもどこかで紹介したことがあったかと思いますが、

ウチでは恒例として、勝負モンのもろみを搾る時には

当日の朝からお清めとして盛り塩をタンクの前に供えるんです。

ええ、搾りましたよ2本目の純米大吟醸。今日です今日。

CIMG1517_015.JPG

まあ、出品酒相当の純米大吟醸を造るってコトで最初っから覚悟はしていましたが、

今回の2本目、栃木県産酒造好適米「五百万石」100%使用の純米大吟醸、

実にもろみ日数が42日も掛かってしまいましたよ。

1本目の「ひとごこち」にも増して難産だったわ〜。

でも日数的には掛かったとはいえ、すこぶる順調に発酵した上での経過でしたので

まあなかなかいい感じに仕上がってくれた…と思ってます。




CIMG1519_015.JPG

例によって無加圧で滴り落ちる雫を集める最高級の搾り方、吊るし搾りで誕生です。

最初の方に垂れてくるお酒は、写真のように白いオリが含まれてるんです。

斗ビンに囲ってから、数日間冷暗所に静置することで上澄みとオリを分離させ、

その後シリコンチューブを使い、サイフォンの原理で上澄みだけ抜き取るんです。

そして頃合を見て火入れ(低温加熱殺菌)を行い、残存する酵素類などを失活させ

酒質の安定を図る…といった大切な工程が今後も続きますが、

まあとりあえずひと息つけたかなって感じですねえ(*´∀`)



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ああ、肝心な事を書くのを忘れてましたね。お酒の出来はというと…

先日の1本目よりはやや穏やかな香りとなりますが、より爽やかな香りのタイプで、

味の方はまだまだ固く判別しにくいですが、やや旨味重視型って感じでしょうかね。

実に純米大吟醸らしい純米大吟醸って感じかな?

なかなかどうして総合的には悪くない出来だと思いますよ。満足満足。

出品酒の選択、つまり栃木県産酒米・ガチンコ最強王座決定戦

今後の経過をゆっくり見ながらジャッジしていくことになりそうです。楽しみだわ〜。




ああ、ちなみに1本目のひとごこち純米大吟醸は

搾って5日目にして、既にオリ引き→火入れが終了しています。

あっちは思いっきり口当たりソフトでデリケートなタイプ。

あまり味がこなれるよりは、よりフレッシュな段階で活性を止めた方がいいと

蔵人みんなで判断しまして、異例のスピード処置となりました。





県の技術センターでガス・クロマトグラフィーという機械にかけてもらい

お酒に含まれる様々な香りの成分と量を調べてみたところ、

ほぼ当初に描いていた青写真通りの比率・濃度で

カプロン酸エチルや酢酸イソアミル等の吟醸香がバランス良く含まれていたようです。

大吟醸の名にふさわしい程度に華やかな香りは必要不可欠なんですが、

いかに吟醸香といえど、あんまり極端に引き出しちゃったら下品になっちゃうからね。

その辺のワビサビが難しいところなんですよ。

まあでも今のところ欠点となるオフ・フレーバーも無いみたいだし良かった良かった。




そんなワケで純米大吟醸2本の搾りも無事終了したんで、

今年の搾りは残り1本の普通酒を残すのみです。蔵人の春はもうすぐだ〜!!


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posted by 蔵人ひろし at 22:22| Comment(6) | TrackBack(0) | 酒造り関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

純米大吟醸 誕生であります!

こんばんは(・∀・)ノ

只今、どえりゃ〜心地良い疲労感に包まれている蔵人ひろしです。




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ついに本日、搾りましたよ。例の純米大吟醸。

目標とする成分となったので、蔵人総出で吊るし搾りです。

お酒のもろみを小さな酒袋に詰め、小容量のタンクに吊るし、

無加圧で滴り落ちる雫を斗瓶(とびん)という容器に集めるっていう

えらく手間は掛かりますが最高級の搾り方と言われる方法で行いました。

とはいっても、ウチの蔵人は4人しかいないので、

売場の方のパートさんや社長まで総動員しちゃうワケなんですがね(笑)




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いや〜ん。吊るしている間にも華やかな香り。

大きな期待と、ちょっぴりの不安を胸に抱きながら黙々と作業を続けます。

もろみの出来栄えに確信はしていても、

やっぱり実際に出来上がったお酒を呑むまでは心配もあるんですよ。

旨味と香りが酒粕に逃げちゃう…ってことも時にはありますから。

時に酒造りは残酷なんです。おそろしやおそろしや(*´д`*)






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ついに純米大吟醸 誕生の瞬間です。

産声代わりに華やかな香りを部屋中に放ちながら、この世に生を受けました。

ヒジョーになめらかで優しい味わいの元気な子でした。とうちゃん満足

毎年のコトながら、大吟醸の搾りがカウントダウン状態になってからは

「産みの苦しみ」みたいのを味わうんですよね。

なぜか体調が優れなかったり、気候の変化に悪戯されたり、その他モロモロ。

でもそういった苦しみもこの喜びの瞬間のためにあるんだよね。うんうん。






ちなみにこの純米大吟醸のスペックを公開しますと、

 ◆原料米:栃木県産酒造好適米「ひとごこち」100%使用

 ◆精米歩合:40%

 ◆酵母:栃木酵母T-F-1(低酸性プロトタイプ株)/ T-S(平成8年凍結保存株)ブレンド

 ◆日本酒度:プラス3〜プラス3.5 (斗瓶によってビミョーに変わるの)

 ◆酸度:1.2   ◆アミノ酸度:1.05〜1.1

 ◆アルコール分:17.5%  ◆グルコース濃度:1.5%前後

 ◆もろみ日数:38日 (な…難産気味でした…。)

データは上槽(搾り)直後の数値ですので、今後ビミョーに変化します。

酸度が予定の1.3〜1.4より少なかったものの、

なんとか自分の中で思い描いていた理想のスペックには近づける事ができましたかね。

まあ、こっからオリ引き→火入れっていう大事な工程も控えてます。

あらためて気を引き締めて行かんとね。





てか、実はもう一本あんだよね。純米大吟醸。

同じく栃木県産の酒造好適米「五百万石」で造ってるタンクもあるんです。

精米歩合は同じく40%っす。使用酵母も全く同じで。

つまり「ひとごこち」と「五百万石」のガチな争い

ヒッソリと澤姫の吟醸蔵で繰り広げられていたワケですよ(・∀・)

ん?…ああ、わかりやすいように例えて説明しちゃいますと、

「ひとごこち」が朝青龍で「五百万石」が白鵬ってな感じ?

あ…これあんまり適切な例えじゃなかったかな(*´д`*)

アラン・プロストとアイルトン・セナ(古いね)、

オグリキャップとスーパークリーク(これまた古いね)、

北村弁護士と丸山弁護士(…もうどうでもよくなりました)。

つまり栃木で栽培されている酒米の中じゃ永遠のライバル。

それぞれ東と西の正横綱。二大巨頭ってな感じなんですよ。

ハッキリ言いましょう。栃木で栽培するなら山田錦よりも上だと思ってます。

名実ともに栃木の気候・風土に根ざしている品種だってことですね。

さあ、栃木産最強の酒米品種の栄冠はどちらの頭上に?

一部の人間にとっちゃ超興味ありまくりんぐの王座決定戦。乞うご期待!






今日は最後にちょっとした告知タイムを。

そんなこんなで本日搾った「ひとごこち」の純米大吟醸ですが、

3月11日(木) 宇都宮市 ホテル東日本宇都宮内の「万葉亭」さんで開催される

「澤姫 新酒の会」で初お披露目しちゃおうと思ってます。

いや〜間に合ってよかったぁ。

参加申し込み・お問い合わせは万葉亭さん(TEL:028-643-5530)まで。

お席には限りがありますのでお早めにどうぞ!澤姫のブログ見たとお伝え下さい。




そしてちょいと報告が遅くなりましたが、今年もこのイベントがやってきます。

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新世代栃木の酒 下野杜氏 新酒発表2010

チケット残りわずか! ご購入予定の方は上記ホームページからどうぞ!

今年も絶対損はさせません。栃木のやんちゃ蔵人パワー全開でお届けします!



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posted by 蔵人ひろし at 23:33| Comment(8) | TrackBack(0) | 酒造り関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月02日

決意表明であります!

こんばんは(・∀・)ノ

なんだか急に春の雰囲気になってきちゃいましたねえ。

数日前までは連日こんな風景だったのに…。

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いきなり暖かくなったモンだから、

外気温に影響されず自動冷蔵制御できるようなサーマルタンクを持たない

アナログ蔵の宿命で、大吟醸をはじめとした仕込みタンクの温度管理に

連日大わらわの蔵人ひろしです。春一番のバカ〜。






おかげさまで今年も無事、最後の仕込み作業が終わり、

あとは発酵管理・火入れ・大掃除などモロモロを残すのみとなりました。

まあ毎年言ってることですが、最後のひと作業が終わるまでは

決して油断しちゃイカンのです。油断はケガや事故のもとです。

ましてや出品酒となる大吟醸も搾ってないんですから全く気も抜けません。






ですが毎年この時期になると、毎日の麹造りや仕込みが終わったことで、

深夜や早朝の作業がなくなるもんで、

油断はしていなくてもついつい風邪をひいちゃう蔵人さんが多いんですよね。

ウチだけじゃなく他のお蔵さんでも。まあ気持ちもわからんでもないんですが…。

ま、ひと冬頑張ってきたんだもんね。多少は大目に見ないとイカンよね。





毎年3月初めには、大吟醸の経過・分析結果とにらめっこしながら、

そんなコトを悠長に考えている僕なんですが、今年はちょいと勝手が違いまして…。

井上家でも風邪が大流行中なのですよ。ハイ。





最初はムスメが保育園で貰ってきたのかな?

どうやらそれがムスコとウチの母にうつったみたいでねえ…。

そこからウチの父である社長にも飛び火して、

しまいにゃヨメも「ちょっと具合悪いかも…。」とか言い出す始末。

仕事の合間をぬって病院に連れて行ったら、

なんとムスコは脱水症状で点滴をするハメに…。

むむむ…ちょっとしたバイオハザード状態だぞコレは。





今の風邪は吐き気と胃腸を壊しちゃうってのが多い症状らしいです。

…言われてみれば僕もちょっとお腹が痛いような(*´д`*)

ま、頑張りますよ。さすがに杜氏はこの時期寝てもいられません。

季節の変わり目、皆さんも気を付けて下さいね!

ちなみにそもそもの発端であったコヤツは

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人にうつしたことで全快したのかどうかは知りませんが、

今日も元気に社内を愛車でパトロールしてました。






さてさて、ここからが本題

CIMG1423_020.JPG

もう数日で鑑評会に出品する候補となる「大吟醸」が搾りの日を迎えます。

ちょいと秘密にしてきましたが、そろそろ機も熟したので報告しますね。

今年の鑑評会、澤姫は純米大吟醸で挑みます!

もちろん地元・栃木県産米100%使用っす。酵母も栃木酵母オンリー。

無謀?そんなコトやってみなけりゃ絶対ワカランよ(*´∀`)

現在の鑑評会のスタイルじゃ、アルコール添加型の大吟醸が有利なのは百も承知。

しかも山田錦以外の原料米で造った純米大吟醸で鑑評会に挑んで成功した例など、

全国でもほんのひと握りしか前例が無いってのも重ね重ね理解してまっせ。

当然栃木じゃ過去に成功例がないこと。うん。だからこそ挑戦します。






あ、ちなみに僕たちは今後ずっと鑑評会は純米で挑むってワケじゃないっす。

アルコール添加タイプ大吟醸の存在価値を疑い出したワケでもないです。

ましてや純米酒蔵宣言をするわけでもありません。

単に、蔵人としての欲望と本能が純米大吟醸での出品を欲しただけ。

蔵人としちゃ、コレはいつか避けて通れない道だと考えていました。

本当に純米大吟醸では鑑評会に勝てないのか?

地元産米のポテンシャルを引き出した向こう側に何があるのか?

それが知りたいんだよね。僕らは。 僕だけじゃない、「僕ら」。





そこで会社にワガママ言ってみたら、意外にも社長がノリノリで…(笑)

え〜ここで白状致しますが、

今年に関しちゃウチはアル添タイプの大吟醸は造ってません。

1年お休みです。てか同時進行で造るのも可能なんですが、それだと

どうしても甘えが出て従来型の大吟醸を出品時に選んじまいそうだから。

出荷調整はしますが、この挑戦の為に今年は大吟醸が

欠品になる時期があるかもしれません。予め言っておきます。ごめんなさい。

でもそのリスクの分だけ、結果云々は別として僕たちは必ず成長できるはず。

どうか笑って許していただけるとありがたいです。





常々言ってたりもしますが、僕は鑑評会はゲームだと思っています。

金賞を獲ったからといって必ずしも売れ行きが良くなるワケではありません。

そこにあるのは、小さい蔵も大きい蔵も同じ条件で技術力を競い合う、

蔵人だけに許された、意地とこだわりとプライドをぶつけ合う大人のゲーム。

受賞云々以上に、そこから得るものは計り知れないものがあります。





しかし誤解の無いように補足しますが、

ゲームはガチンコで勝負しに行くから楽しいんだぜ!

所詮ゲームだから負けてもいい…とか、

参加すること、挑戦することに価値がある…とか、

これは入賞酒とは傾向が違うから評価されなくても仕方ね〜…なんて姿勢で

ハナっから挑んでちゃ、楽しむことも成長することもできないと思うんですよ。

たとえ入賞酒の傾向と違ったタイプでも、審査員の方々、

そして消費者の皆さんに力技で認めさせるぐらいの気位で行かないと。

だから、やるからには僕ら、本気で獲りに行きます。

「言うは易し行うは難し」と世間では申します。

でも男の子だもん。オッサンですけど男の子だもん。

自分の信じる道で本気で勝負して、

もし成功した暁にゃ栃木の生んだ某・大スターのようにネイティヴな栃木弁で、

「栃木米の凄さ見せつけちゃったねごめんねごめんね〜!」とか言いたいじゃん(笑)





まあ今夜は決意表明ってコトで、

いつもに増してでっかい事ブチまけました(当社比180%位?)が、

正直、結果は神のみぞ知るって感じなんですよね。

失敗したら慰めて下さい…とは言いません。むしろ笑って下さい。

無謀な挑戦と笑われても、そこから這い上がるのもまた一興。

それでこそ万年ガチンコ・チャレンジャーの立場を望む澤姫蔵人のあるべき姿。

数年前、初めて出品酒を県産米100%で造るって言った時も通ってきた道だから。

決して楽な道のりじゃありませんが、

こんな道を選び切り開くってのも緊張感があってけっこう楽しいです。

…そんな僕はやっぱりドМなんでしょうか?(*´д`*)




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